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商品詳細
アホウドリの糞でできた国

判型:四六変形判
ページ数:120
初版年月日:2004/12/24
ISBN:4-7572-1098-1
JAN:978-4-7572-1098-1
アホウドリの糞でできた国
ナウル共和国物語

古田 靖 文
寄藤 文平 絵

定価 1,050円
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 世界史上サイテーのなまけもの国家を襲った「ある意味しょうがない」危機!まぬけな打開策の数々についての物語。各紙誌書評絶賛!さまざまなメディアからも続々と賞賛の声を頂戴しています。

みなさん、国って何でしょう? 政治って何でしょう? 資源って何でしょう? 働くって何でしょう?

国家存亡の危機に立たされているナウル共和国は、私たちにいろんなことを考えさせてくれます。

1万5000PV(ページビュー)/日の人気ブログの内容を大幅に加筆、人気イラストレーター「大人のたばこ養成講座」などで、おなじみの寄藤文平がイラストを描き下ろした本です。

※【著者TV出演】12月30日(金)18:30〜20:54テレビ朝日「史上最強の芸人雑学王No.1決定戦スペシャル」に『アホウドリの糞でできた国』が紹介されました。著者古田靖さんもTV番組初登場!
※別冊SIGHT「日本一怖い!ブック・オブ・ザ・イヤー 2006」の特集内で選者:山形浩生さんの選ぶ5冊でご紹介いただきました。
※クロネコヤマトのブックサービス株式会社発行「こんげつの栞6月号」に著者古田さんインタビューが掲載。1ページすべてを割いて、大きく紹介されています。
※『アホウドリの糞でできた国』が「CUT4月号」〔ロッキングオン発行〕131頁コラムで大きく1ページを割いて紹介されました。
※「デザインの現場4月号」(美術出版社)でも紹介されました。
※「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)4月号(3月7日発売)で紹介されております。
※「こんげつの栞」3月号(ブックサービス)の「クロネコ書店」コーナーに、「アホウドリの糞でできた国」が登場しています。
※古田靖さんが3月2日(水)文化放送の人気番組「吉田照美のやる気MANMAN」にご出演されました。
※西日本新聞2月20日(日)朝刊書評で紹介されました。
※京都新聞2月16日(水)『凡語』でも紹介されました。
※雑誌「プレジデント」(プレジデント社)3月7日号(2月14日発売)の書評で紹介されました。
※「ダ・ヴィンチ」3月号(メディアファクトリー:2月6日発売)の「今月の注目本130」に登場しています。
※大分OBSラジオ「ちょるちょるワイド」(1月17日放送)の中で放送されているコーナー「今週の一冊」で紹介されました。
※週刊文春(文藝春秋社)1月13日号(1月6日発売)の文春図書館・新刊推薦文の中で紹介されました。
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関連情報

古田靖さんの人気blog「適宜更新」はこちらから!
山形浩生さんの「CUT4月号」〔ロッキングオン発行〕の書評全文はこちらからどうぞ。
大好評寄藤さんの手によるPOPはこちらからダウンロードいただけます。
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アスペクト 編集部 編
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ナガオカ ケンメイ 著
寄藤 文平 ブックデザイン
ブルー・オレンジ ・スタジアム 制作
著者からのメッセージ

 最初にナウル共和国という、オーストラリアの近くにある島国のことを知ったのは、2003年に「南太平洋の小さな島が行方不明になった」という小さな新聞記事を見かけた時です。

 電話やインターネットが通じなくなり、飛行機も止まっている…というんですね。こんな国が本当にあるんです。興味を持って調べはじめたら、いろんなことが判ってきました。

 そもそもナウル共和国は太平洋に浮かぶ小さな島なんですが、永年蓄積されたアホウドリの糞がリン鉱石となっていて、それを輸出することで一時は大変儲かっていたんです。国民はほとんど働かず、税金はゼロ、病院も学校もタダという、世界で最も豊かな国でした。ところが、いっぺんに掘ったせいでこの資源はほとんど無くなってしまいました。

 「さあ、どうするか?」というところですが、なにしろ国民は働いたことも国際政治の経験もほとんどありません。とんでもない打開策を考えてはあたふたするばかりです。

 自分のブログに発表していたこうしたエピソードを、イラストレーターの寄藤文平さんと一緒に歴史という形で本にしていきました。「ナウルの国民のことを好きになって欲しい」という気持ちを伝えると、寄藤さんは「笑えるけど、憎めない人たちだよね。なるべくなら国も良くなってくれれば…」と、愛情のこもった絵を描いてくださいました。

 この本は文字が少ないので、小・中学生でも気軽に読めます。笑いながら20分もあれば読めちゃうけど、たぶん「笑っているだけでいいのかな」と感じる部分もあるはず。面白い国、ヘンな国というだけではなく、その漠然とした気持ちを、考えて言葉にして語り合ってもらいたいなと思います。

 「リン鉱石が無くなるまえに、なぜ備えなかったのか?」と思うでしょうけど、我々日本人もほんとに未来のために備えて暮らしているのか?というとそうでもないですよね。

 世界を見つめると、みんなが良かれと思ってやっていても、テロや戦争、環境破壊といった悪いカタチになってしまうことがしばしばあります。大人でも解決できない問題ばかりですが、ナウルというのはその縮図のような歴史を歩んでいます。世界はお互いに関係しあいながら生きている。そんなことを感じていただけたらうれしいですね。
こんな人からもこの本の感想をいただきました

評者:山形浩生「CUT4月号」〔ロッキングオン発行〕131頁コラム「今月の一冊」。
 タイトルは「発展途上国が抱える問題の絶好の見取り図みたいな本」。
 「この本の書き方はとてもフェアだ」「本書の扱っているナウルは小さな国だし、各時点での選択肢がそんなにあるわけじゃない。たぶんシムシティの市長さん役よりも少ない選択肢しか常時存在しない感じだ。適当な悪者(企業や先進国や悪徳独裁者)をみつけてすべての責任をそいつにおっかぶせようとにも、そういう問題じゃないことがわかる。国としての全体像の中で、何が現在の惨状につながったのか……本書はそれを、各種のお題目にとらわれずいろいろ考えてみるためのとても便利な教材だ。そしてそこで考えるべき課題が、いまの日本でもやっぱり考えるべき課題だということに思い当たったとき、この一見軽くて楽しい読み物がもっと深い意味を持っていることにあなたは気づくだろう。いい本です」と賞賛されました。
編集者からのメッセージ

税金ゼロ。学校・病院はタダ。食事はすべて外食。国民は誰も働かない…
そんな夢のような国が、本当に存在するんです。

「ナウル共和国」は太平洋の赤道付近に浮かぶ島国。バチカン、モナコに続き世界で3番目に小さい国です。

さんご礁にアホウドリが大量の糞(ふん)をして、その糞が堆積してできた島です。
この糞は長い年月を経て燐鉱石(肥料の原料になる)となり、この採掘、輸出がナウルの基幹産業でした。

これは、人口1万人程度の島国にはあまりあるほどの資源であり、ナウル国民は夢のような生活をしていました。

税金はゼロ。教育、病院は無料。国民はみな仕事をしなくても生活できました。
労働は近隣諸国からの出稼ぎの人々が大半を占めていたそうです。

食堂も外国人が営業。自炊もほとんどしません。だから各国の料理店が建ち並んでいたそうです。

ところが、その夢のような国、ナウル共和国に異変が・・・。
燐鉱石が20世紀中には枯渇することが判明し、政府は対策を迫られました――。

本書はけっしてナウル共和国を笑いものにするものではありません。

資源に依存して富貴をむさぼり、枯渇間近になって、あわてて対応策に走るナウル共和国の姿は、
そう遠くない未来の中東やアメリカ合衆国の姿、ひいては地球全体の縮図なのかもしれないのですから…。
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