第九回放送 【2011年2月8日(火)更新】
ゲスト:埼玉西武ライオンズ・片岡易之さん(前編)
狂おしいほどの熱情、暴力と札束の呪縛、裏切り、不信と競争、共感と信頼……、さまざまな感情が粒立ち、渦巻く濃厚な人間関係、縺れる心と絆。
映画「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」に触発された男たちが「絆」について語る!
希薄になりつつある人と人との絆を再生させる鍵はどこにあるのか?
今回のゲストは埼玉西武ライオンズ片岡易之選手です。日本を代表するリードオフマン、四年連続パ・リーグ盗塁王として、第二回WBCでも活躍した球界屈指のイケメンプレイヤー。気配り上手、礼儀正しい好漢としても多くの方から愛される片岡選手のさまざまなエピソードをご紹介します。
少年時代お兄さんの影響でリトルリーグに入り、高校生になってからは宇都宮学園で甲子園出場、社会人野球・東京ガス時代とそれぞれにさまざまな出会いがあり、その人脈、経験がいまの片岡選手を支えています。強い縁があった東京ガス時代は目標を毎日公言すること、社会人としての礼節の大切さを教えられ、プロ野球を目指す強いモチベーションになります。
またプロ入り後、一軍定着、盗塁王へと邁進するきっかけは実は肩の怪我からでした。肩の治療からはじまった安福一貴さんとの出会い、そして走法改革に出会いの大切さと人と人との絆を感じます。
西武ライオンズファンのみならず、2008年の日本シリーズ、読売巨人軍との球史に残る激闘、第七戦の生々しいエピソード、その究極のプラス思考は必聴です。原辰徳読売巨人軍監督が絶賛したあの「盗塁」を決めたあの時…、ゆっくりお楽しみください。