第八回放送 【2011年2月1日(火)更新】
ゲスト:東京ヤクルトスワローズ・宮本慎也さん(後編)
狂おしいほどの熱情、暴力と札束の呪縛、裏切り、不信と競争、共感と信頼……、さまざまな感情が粒立ち、渦巻く濃厚な人間関係、縺れる心と絆。
映画「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」に触発された男たちが「絆」について語る!
希薄になりつつある人と人との絆を再生させる鍵はどこにあるのか?
今週も引き続き宮本慎也選手にお話を伺います。冒頭星野仙一日本代表監督(当時)指揮のもと日本の主将として戦った北京五輪を振り返ります。準決勝で韓国に敗れたあと、金メダルを逃した無念さからチームが意気消沈するなかキャプテンとして感じたそのときの迷い、心の葛藤を率直にお話いただきました。
さらにアマチュア時代から選手生活の節目節目で挫折を味わってきた宮本さんが語る「強い男の条件」とは? そして様々な体験を経て学んだ考え方を語っていただきました。失敗から何を学ぶか? 負けを認め、素直に謝ること。しっかりと観察して、原因と結果をを分析すること。考え方、意識、行動を変え、日々努力し、結果挫折を乗り越えることで成長する…。多くの示唆に富んだエピソードは必聴です。
野村克也監督の教え、小川淳司(現:東京ヤクルトスワローズ)監督との深い絆などさまざまな秘話と共にお話いただきます。こころの持ち方で「失敗」はけっしてマイナスではなく、成長の大きな糧になる…。日本の主将が語る「男」としての生き方、絆をじっくりご堪能ください。